ヒメウツギ

学名:Deutzia gracilis  

ヒメウツギ(姫空木) アジサイ科ウツギ属

関東地方以西の本州・四国・九州の、山野の岩上などに生育する落葉低木。

樹高は1.5m程。株立ちする。葉は対生し、葉身は長さ4-8cm、幅1.5-3cmの超楕円状披針形〜狭卵形。先は長く尖り、基部は広い楔形〜円形。縁に細かい鋸歯がある。枝先に円錐花序を出し、白色の花をやや下向きに多数付ける。花弁は5個で、長さ7-10mmの楕円形〜長楕円形で無毛。雄蕊は10個、花糸の両側に翼があり、上部は徐々に広がり、先端は尖る。花柱は3-4個。
花期は4-5月。
果実は蒴果で径3-4mmの椀形、萼片と花柱が残る。10月頃に熟す。

※ 庭木や鉢植えでも栽培される。


主写真撮影日:2014-05-18   撮影地:神奈川県相模原市緑区
撮影者:MOMO