アキノタムラソウ

学名:Salvia japonica  

アキノタムラソウ(秋の田村草) シソ科アキギリ属

本州・四国・九州・沖縄の、山地や野原に生育する多年草。

丈は20-80cm。茎に短毛と腺毛があり粘る。葉は対生し、単葉〜奇数羽状複葉で、小葉は1-7個。小葉は長さ2-5cmの広卵形が普通で幅は変化が多い。茎上部に長い花穂をのばし、長さ約1.5cmの淡青紫色の唇形の花を5-15段ほど、輪生する。雄蕊2本が上唇にほとんど付着し、初めは伸びているが下向きに曲がる。萼は2唇形、縦脈が隆起し腺毛がある。萼の下唇は先が2裂することもある。
花期は7-11月。
果実は4分果で萼の底部に付く。

※ 似た草に、ナツノタムラソウがある。
 名のタムラソウの由来は不詳。


主写真撮影日:2013-07-10   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO