シロニガナ

学名:Ixeridium dentatum subsp. dentatum  

シロニガナ(白苦菜) キク科ニガナ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、日照の良い草地に生育する多年草。

丈は20-50cm。根生葉は広披針形〜倒卵状長楕円形、粗い鋸歯を持ちしばしば羽状に切れ込む。茎葉は、互生し、基部は丸く張り出し茎を抱く。頭花の径は約1.5cmで、舌状花の数は基本は5個で多くて7個。
花期は5-7月。
果実は痩果で長さ4-4.5mm、長い嘴がある。冠毛は褐色を帯び、長さ約4mm。

※ 分類学上はニガナの品種扱いでニガナと区別しない。平野部ではほとんど見られない。


主写真撮影日:2012-07-15   撮影地:栃木県日光市 霧降高原
撮影者:MOMO