サワギク

学名:Nemosenecio nikoensis  

サワギク(沢菊)[別名:ボロギク] キク科サワギク属

北海道・本州・四国・九州の、日陰の沢沿いなど湿り気のあるところに生育する多年草。

丈は60-100cm。茎は円筒形で中空。葉は互生し、薄く羽状に深裂する。葉の裂片は3-5対。頭花は径約1.2cm、舌状花は黄色で7-13個付く。筒状花も黄色。総苞の長さは約5mm。総苞片は長披針形で1列。
花期は6-8月。
果実は長さ約1.5mm、冠毛は白色。

※ 花が残っているうちに果実の白い冠毛が目立つようになり、これが別名のボロギクの由来。


主写真撮影日:2012-07-15   撮影地:栃木県日光市 霧降高原
撮影者:MOMO