学名：Ternstroemia gymnanthera
モッコク(木斛)[別名：アカミノキ] モッコク科モッコク属関東地方南部以西の本州・四国・九州・沖縄の、海岸付近に生育する常緑高木。
樹高は10-15m。葉は互生し、枝先に集まって付く。葉身は長さ4-6cm、幅1.5-2.5cmの楕円状卵形〜狭倒卵形。縁は全縁でときに波打つ。厚い皮質で表面はやや光沢がある。両性花の株と雄花だけの株があり、葉腋に径1.5cm程の花が下向きに付く。花弁は5個あり、狭長楕円形で平開する。雄蕊は多数あり、雄花では3列、両性花では1列。雌蕊は1個。
花期は6-7月。
果実は蒴果で、径1-1.5cmの球形。10-11月に赤熟し、不規則に裂開して種子を出す。
※ 庭木に植栽される。
主写真撮影日：2013-07-09 撮影地：神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者：MOMO