学名:Elatostema japonicum
ヒメウワバミソウ(姫蟒蛇草) イラクサ科ウワバミソウ属関東地方以西の本州・四国・九州の、山地の谷筋の湿った場所に生育する多年草。
丈は10-30cm。茎はときに分枝し、緑色、赤色を帯びることも多い。葉は互生し、長さ3-6㎝の歪んだ卵状長楕円形、縁に5対以下の粗い鋸歯があり、葉先は長く尾状に伸びる。雌雄異株。雄花序は長さ1.5-4㎝の柄があり、上に立って付く。花被片は緑白色で4個。雄蕊も4個。雌花序は無柄で葉腋にかたまって付く。
花期は3-5月。
果実は痩果で、長さ約1㎜の卵形で初めは淡緑色、後に淡褐色になる。表面に突点が多い。
秋に茎の葉腋が膨らんでムカゴ(零余子、珠芽)状になり、地に落ちて新苗をつくる。
※ 名は、ウワバミソウの仲間で小形であることから。
山菜として、おひたしや和え物に用いる。
[近縁種]
ウワバミソウ:Elatostema involucratum
北海道・本州・四国・九州に分布する。
草丈は30-40cmでヒメウワバミソウより大形。
葉の鋸歯が6葉の鋸歯が6-11対と多く基部近くまで存在する。
痩果は卵形又は楕円形、僅かに扁平、ほとんどに6-10うねがあり、まれに平滑またはいぼがある。
主写真撮影日:2014-06-15 撮影地:神奈川県箱根町 神山
撮影者:MOMO