ギンテマリ

学名:Mammillaria vetula ssp.gracilis  

ギンテマリ(銀手毬)[別名:マミラリア・ベチュラ・サブス・グラシリス] サボテン科マミラリア属

メキシコ東部(主にイダルゴ州、ケレタロ州)の原産で、観賞用に植栽される多年草。

丈は、1.5-13cm、径は1-4cmの小形のサボテン。硬めの白い棘に覆われ、小型で群生し易い特性がある。上部の生長点に子株を付ける。子株は容易に分離するので、刺し木で簡単に増やせる。冬に、黄色がかったクリーム色の長さ12mmほどの花を咲かせる。品種には桃色の花を付けるアカバナギンテマリ(赤花銀手毬)もある。
花期は、1-2月。
果実は、1mmほどの黒い種子を含む多肉質の赤果実。

※ 用土は根腐れしないようサボテンや多肉植物用の土、赤玉土など水はけの良いものを使う。
 強い光を好む。日照不足だと形が悪くり花も咲かない。置き場は、日当たりのよい屋外か温室、簡易フレームの中で育てる。
 用土が乾いた時にたっぷりと水を与える。真夏は水やりを控えめにし、風通しよく、与えた水分が早く乾く場所に置く。
 枯死しない最低温度は3℃。
 右上は園芸種のアリゾナ スノーキャップ('Arizona Snowcap')。


主写真撮影日:2024-05-03   撮影地:神奈川県相模原市 相模原市緑化センター (植栽)
撮影者:MOMO