カランコエ 'ミラベラ'

学名:Kalanchoe manginii 'Mirabella'  

カランコエ 'ミラベラ'(Kalanchoe 'Mirabella')[別名:ベニチョウチン] ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属

マダガスカル原産のカランコエ・マンギーニ(Kalanchoe manginii)に無名の品種を交配して作出された園芸種の多年草。

丈は30-40cm。茎は斜上または匍匐し、やや分枝する。葉は対生し、明るい緑色で肉厚、先がやや尖った卵形~楕円形で、全縁またはごく浅い粗い鋸歯がある。冬~春、茎頂に集散花序を出し、赤や濃紅色、桃色などの長さ3-4cmの筒状の花を横向き~下向きに付ける。
花期は1-4月。

※ 別名のベニチョウチン(紅提灯)はカランコエ・マンギーニ種を示す和名。
 原種カランコエ・マンギーニとの相違は、葉形が卵形、葉先の形が円頭、花の形が筒形、花冠の裂片の内面の色が明赤であることなど。
 半耐寒性で5℃程度、10℃以下では弱る。
 5-10月頃は日当たりの良い屋外または明るい室内で育てることができる。
 伸び過ぎた枝は軽く切り詰め、その枝を挿し芽に用いると発根し易い。
 乾燥に強く、過湿に弱いため、乾燥気味に管理する必要がある。


主写真撮影日:2024-05-03   撮影地:神奈川県相模原市 相模原市緑化センター (植栽)
撮影者:MOMO